2018-04-04 第196回国会 衆議院 国土交通委員会 第6号
溶接部分でもないところに亀裂が入っていたので、一体何があったんだということで国交省の皆さん方も非常に不思議に思っていたんだと思います。
溶接部分でもないところに亀裂が入っていたので、一体何があったんだということで国交省の皆さん方も非常に不思議に思っていたんだと思います。
一方、台車に亀裂が発生した原因につきましては、本年二月二十八日、JR西日本が、亀裂は台車の側ばりと軸ばね座の溶接部分を起点に発生をし、製造時の不備によって側ばり側面が研削をされて、板厚が薄かったことで亀裂が大きく進展されたと推定されることを公表しております。
○塩川委員 日立製作所が建設をした沸騰水型原発の溶接部分の熱処理データの改ざんということを踏まえた措置だったわけでありました。 では次に、保安検査というのはどういうもので、どういう経緯で設けられたのか、今回の法改正でどうなるのかについてお聞きします。
三月十六日の質問のときに、私が、水素は少しのすき間でも漏れやすいということで、地震動で溶接部分の腐食したところがひび割れて漏れ出したのか、あるいはメタルガスケットの融点が七百度Cですから高温になってガスケット部分がやられたのか、地震動か高温高圧かとか、そういったものについてどういうふうにしてすき間ができて漏れたのか、こういう問題を質問したのに対して、班目委員長の方から、要するに、地震動か高温高圧かで
そうすると、これは溶接部分などで腐食が進行しているところに、巨大な地震動が来て、その力でその部分が割れてしまって漏れる条件が生まれたのか。あるいは、ガスケットの材質が劣化して、Oリングの場合、テフロン関係ですと二百度Cの温度でもだめになりますし、メタルガスケットで圧力で潰すような形でやっても七百度の高温になりますとだめになりますから、ですから、ガスケットの材質が劣化してすき間ができたのか。
この切り出した配管を東電が調べたところ、ひびがあると言われていたすぐそばの溶接部分で、直径六十センチの配管ですから、六十センチ、厚さ三十八ミリの管の内壁をほぼ一周するひびが、最大のところでは約八・八ミリのひび割れが見つかったということです。 国の維持基準では、この配管の全周、一周の六分の一を超えるひび割れがあった場合は、深さにかかわらず交換が必要とされたわけであります。
まして、この配管は、百四十度以上、二百度、そして流速三メーター、そして溶接部分のあの渦を考え、酸化の原因に一番なりやすい条件であり、かつまた流体力学からしてもここは非常に事故が起きやすいところを、残念ながら調査項目から外れていた。
○田中(慶)委員 そこで、関西電力の皆さん方にお聞きしますけれども、今回の事故の問題等について、例えばこの二次配管の溶接部分等について、あの事故が、少なくても、水質や、あるいはまた温度や、さらには曲がった部分に対する渦のことによって侵食や腐食ということを皆さんは想定していなかったかどうか。
つまり、新設時の基準、これはもうまさにできたばかりですから、ひびが入ってはいけない、溶接部分も完璧でなきゃいけない、これは当然なんですが、経年した後のいわゆる保安基準、維持基準についてもそれが適用されていて、結果として、ちょっとでも傷があれば底板を全部かえなきゃいけなくなって、むだなコストを生じている。
昨年九月の東京電力の、当社の原発の点検・補修作業に係るGE社御指摘に関する調査報告書というのを改めて見たんですが、その二十二ページで、1F1、福島第一原発一号機のドライヤについて、「調査をもとに認定した事実」という中に「ドレンチャンネル部分のひび等は三か所あり、そのうちの一か所は溶接部分のみならず母材にまで達している、程度の重いものだった。
それと今、旧動燃の方が記者会見をして三菱との契約は続行中だという報告を受けたから、科技庁の方はそれでよろしいというふうにされていて、大した問題ではないというふうにお認めになっているようなんですが、九二年にも内部告発で、これは蒸気発生器の細管とは違いますけれども、SG細管の溶接が不良していて溶接部分が中にめり込んでいて、そこをまた探傷試験装置が入るときに、その溶接部分にひっかかってなかなか行かなかった
今回の部分につきましては、今先生の御指摘のように、SUS316材、耐食性、剛性等に非常にすぐれているという観点から使用されているものでございまして、溶接部分につきましても、技術基準に基づいて溶接が行われておりまして、必要な強度を確保することが求められております。
○西山登紀子君 これほどの重大な事故が、溶接部分に関してこれほど重大な亀裂が走っているということについて、やはりもっと真剣に受けとめるべきだと思います。溶接箇所が多過ぎても、国民の安全にとって必要なことは国が体制をとってやらなければならないと思います。ここで原発の賠償法の質疑なんかいろいろやっておりますけれども、事故が起こって、後は国が面倒を見る、払いますよというような態度では困るんです。
それで、事故を起こした切り出した配管の溶接部分に沿って走る亀裂というのは、これが進行いたしますといわゆるギロチン破断を起こすというような非常に重要なものでございます。現行でさえこうした問題が起こっておりますので、規制緩和などは論外だと考えますが、どうですか。
これは去年、原発の配管溶接部分のデータを捏造するというのを下請がやって、それが日立で問題になって、よく調べてみたら、親会社の日立もそのことにかんでいたということが大きく新聞で報じられました。だから、これは溶接をやった人は全部知っているんです。知っているけれども、その捏造のことが十年以上明らかにならない。
動燃技報では、スプレー火災だけじゃない、コラム状の漏えいのことは今後究明すべきだとしていたわけで、そのことを、動燃もさることながら、動燃のそういう研究状況を科学技術庁としてちゃんと御存じであったはずなのに、フランスの事故と比べて、向こうの事故は溶接部分だと。箇所の違いじゃないのですよ。
この点、確かにフランスのスーパーフェニックス自身が溶接部分からごく少量のナトリウムが漏れたといった経験もいたしました。
ただ、スーパーフェニックスにつきましては、私どもこの経緯を調べましたときに、スーパーフェニックス自身で起こっています漏えいというのは、いずれも溶接部分からの漏えいでございました。そういった意味では、「もんじゅ」につきましても、彼我を比べましたときに、溶接部分についての安全性といったことについては、その当時万全を期したと私ども理解しております。
液体水素にした場合には、非常に低温、マイナス二百五十三度という温度が必要でございまして、その低温に耐え得る材料の開発、特に溶接が今非常に問題でございまして、材料そのものはその低温に耐え得るものはあるんですが、それを溶接した場合に溶接部分が非常にもろくなるということがございますので、今それを重点的に研究開発をしているところでございます。
製造過程を検査していくわけですから、例えば溶接部分のチェックであるとかあるいはエンジンの組み立て前の検査、これもある。したがって、この検査をやろうと思えば検査官がいわば常時立ち会うということになるわけですね。常時といったって毎日じゃないけれども。 聞いてみますと、国内での製造検査期間というのは平均一月半から二カ月半程度を要している。
○政府委員(加藤康宏君) それは担当者の御判断かと思いますが、当時は、温度計につきましては、過去のヨーロッパの例で見ますと溶接部分からよく漏れると。したがいまして、溶接については細心の注意を払って審査をしたのですが、角度があるところにつきましては見落としてしまったということかと聞いております。
その床ライナーの穴があいた部分というのは溶接部分でした。これは事故の再現実験でしたから、狭いいわばモデルルームで行われた実験なんです。これが実際、「もんじゅ」のあの大規模施設で起こったら、もう明らかに過酷事故に発展していたわけなんです。紙一重の事故だったわけです。高速増殖炉路線がまだ技術的に未確立てあるということがもはや明確になりました。 この段階で私が注目していることが幾つかあります。
一方、溶接部分をきちっとして、それをいつでも確認できる、検知できる、そういった対応策をさらにきちっとしていくということで、点検のしやすさも含め、安全もまた確保されるという考え方もあろうかと思います。 私ども、これから、そういう安全を確保していく中でどういう方策がいろいろまた考えられるか、そんなことも含めて考えていきたいというふうに思っております。
○上田(晃)委員 次に、これは午前中もたしか御質問が出たと思いますし、多くの技術評論家の方や技術者の方もお話になっているのですが、今後の二次系の安全対策について、基本的な考え方として、ナトリウムというものは無数にある溶接部分から必ず漏れるんだという前提に立ってこの二次系も窒素を封入した方がよい、こう言う方は結構多数ございますね。